ここでいう環境とは、人をとりまく住環境のあらゆる要素をさします。
具体的には、光や風・気温・湿度などの環境工学的要素から、色彩・視覚・空間認知等の環境心理的要素、さらに住み手がおかれている社会環境や暮らし全般にわたる数々の情報環境にまで及びます。そのような多様な要素をコントロールし、コーディネートすることによって、住むために必要なシステムを考えていきます。
私達は、その場で行われる行動や現象を、建築内外の空間での心理的作用や機能的作用と関係づけながら、最終的には形態へつなげていくことを目標としています。
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